160512 いつかのだれかからいつかのきみに
最近、どうしてた?って聞かれるとなにもしてなかったような毎日頑張っているような気持ちになる。というのも何をしていてもなにをしていなくても毎日は過ぎていくもので、淡々とやるべきことをやるだけだから。過ぎてしまうと、何をしていたのかわからなくなってしまう。どうだっけね。なんだっけね。何を言っても残してはいけない気になってしまって発言を消してしまったりとか、する。ずっとずっと前に好きだった人はwebに日記をアップして、それをすぐに全部消してしまう人だった。その消してしまう言葉をがんばって集めたこともあったけど、いまは全部残っていない。残るものなんてなにもないんだよ。交わしたメールだってケータイを変えてスマホにしたときに全部消えてしまうから、そのようにして、こうやってすべてを平坦に、波風が立たないようにして毎日を過ごす。その時の熱や光やかがやきは全部熱量をうしなってグレーの、燃え尽きた薪みたいになっていく。
むかしむかし美術の勉強を始めた時自分がぜんぜんセンスがないことやがんばっても絵の具がうまく混ぜられないことが死ぬほどコンプレックスで、平面構成がすごくいやだったんだけど、何の因果か最近絵を教える仕事をすこしだけしている。そしてむかしむかしの絵の具がうまく混ぜられなかった自分によく似た子を見て、「ああ、絵の具うまく混ぜられなくてもあきらめなかったら絵の具のかわりにPCで絵もかけるし、絵の具を混ぜるのだってうまくなるんだな」って思った。だから絵の具をうまく混ぜられないけど日々のきらきらや綺麗な色やまぶしい光のことが好きで好きでたまらない子は、うまくできなくても絵の具をがんばって混ぜてほしい。うまく混ざらない絵の具がいつかどこかにあなたを連れて行ってくれることもあるから。
160204 だんだんと回復
去年、ツイッターのほうでダイエット用のアカウントを作った(公開はしない)
体重をひたすら測ってアプリに記録して、連動しているアカウントに放り込むだけなのだけれどこれがてきめんによかった。
ダイエットアカウントはダイエットのために存在しており、
フォロワーもフォロイーも両方ともダイエッターである。
もしくはボディメイクしている人である。
私は物心ついたころから体がでかく、
肩幅がでかくてやや太めの体型で生活してきた。
こうなると、どうなるかというと、他人に体重を言えないという圧力がかかる。
言ったら絶対バカにされるし、
「お前痩せろ」と言われたことは片手で数え切れないほどにある。思い出すと腹が立ってくる、(そういうことをいう人間は得てして髪が薄かったりするおっさんが多い)
しかしである。
ダイエットアカウントの人たちは基本、体重を公表している。
なおかつ皆必死なので、努力をしている人間にめちゃくちゃ優しい。
具体的には、体重を記録しては褒められ、筋トレしては褒められ、食べているものを記録しては褒められる。
承認欲求をぐいぐい満たしてくれる環境である。
なんと幸せな空間。。。
まあ、それにより、サボっている期間にダイエットアカウントを見ると、意識の高いTLに圧倒されてあっという間に心が折れるので諸刃の剣ではあるのだが。。。
そんなこんなで去年は1月から6月までで7キロやせた。
そして2キロリバウンドして今に至るが、
ここにきてまたやる気が湧いてきた。
去年1年は色々なことの準備期間というか、
回復期間だったのだろうかとも思う。
今年も痩せていくぞー